ホテル南郷 周辺のご案内


南郷民俗資料館

 ホテル南郷の目の前に見える南郷歴史民俗館は、歴史民俗資料館、旧山内家、旧斎藤家の三つの建物で構成されています。

資料館には、伊南川の漁撈用具、奥会津 の燈火、麻織用具、麻製品など約4,000点が展示されています。
 伊南川はかつて鮎やヤマメなどの他に遠く阿賀野川からマスが産卵のために遡上する恵まれた川で、これらの漁撈具は人々の生活を支える大切な用具でした。
  南郷歴史民俗資料館の一階では、これらの漁具を重点的に取りまとめ展示されています。

旧斎藤家は、1780年代に今の南会津町界に建築された中流農家の代表的な曲り家で、現在地に移築された後町指定有形文化財として保存されています。
この旧斎藤家は貴重な文化財でありながら、郷土料理会食や民芸品の製作実演など当時を体感できるイベントなどにも積極的に利用されています。
旧斎藤家の囲炉裏 ぞうりつくり 郷土料理の夕べ

旧山内家は、鴇巣村(今の南会津町鴇巣)の名主をつとめた上流農家であり、建築は1753年とされ、当時は御蔵入田島代官巡視の際に宿泊所にあてられたと云われています。

水車小屋は、ホテル南郷と民俗資料館の分岐点に位置します。かつては精米や製粉など働き続け、その本来の役目を終えた今も、この地を訪れる旅人を癒すかのように回り続けています。(渇水等の事情により、稼動しない場合があります)

ホタル路のご案内

 ホテル南郷前の舗装路をほんの少し進むと、今ではすっかり見ることが少なくなった未舗装路となります。

 左手には広葉樹が覆い被さるほどに繁り、右手には水田と清らかな水が流れる用水路。

 ここでは、7月中旬から8月上旬頃までホタルを見ることが出来ます。

 風のない穏やかな夜に開催される、ホタルの指揮によるカエルの合唱は田舎情緒たっぷり。
 
お子様はもちろん、大人の方にも十分お楽しみ頂けるかと思います。